2012/09/04

くるまいす×すまいる

 黄金ネットワークと小金井市立第2小学校サマースクールとの共同講座という新しい形で実現した車イス体験講座「くるまいす×すまいる」が、夏休み最終週の8月29日(水)、残暑厳しいなかで行われました。
  
会場の小学校の体育館は、実は2階にあります。
市内の小学校にはエレベーターが設置されていないため
車イスを搬入するにはこのようなサポートが必要になります。
スタッフの力で1台づつ搬入です。
       

お招きした選手もスタンバイOK。右から西岡、湯浅、石井、佐藤さん
です。 
       
始まりは「NO EXCUSE」紹介DVDの紹介から。
車イスの格闘と言われる車イスバスケットの迫力充分!
                       
 
   


 
選手の石井さんから車イスバスケや車イスの説明を聞いています。
子どもたちは、お話をよく聞いていて、質問はとても活発でした。
車イスをとてもよく観察していて、鋭い質問が続出し、選手の皆さんも
大変驚いていました.。
           

   
車イス体験が始まりました。説明は受けたけど実際に乗ってみると
とにかく初めての体験で戸惑うことも。
 
 

選手の皆さんと一緒に、車イスに乗ってもらいました。
習うより慣れろで、自由に操縦してみます。


 

車イスに慣れたらレースです。大人対子ども。行きは前進
帰りはバックでゴールへ。これがなかなか難しいんです。
リレーなのでみんな真剣です。
   
   イベントの最後に、車イス体験をサマースクールの学校側の責任者
   として、さまざまな作業と交渉を進めてくださった実森副校長先生に
   ごあいさついただきました。実森先生は「くるまいす×すまいる」の
   名付け親でもあります。

 
会場受付で参加者の皆さんをお出迎えしていたえびす様・・・。
すっかり黄金ネットワークのマスコットになりました。

  「 くるまいす×すまいる」車イス体験教室は、当日の参加者が100名を超える大盛況でした。私たちがこの企画を第2小学校さんに提案したのは5月のことでした。

「NO EXCUSE」からいただいたプロモーション資料を検討していただいた結果、サマースクールの一環として組み入れてくださった第2小学校の校長先生はじめ、学校側の実務的な作業をすべてをお引き受け下さった実森副校長先生には大変お世話になりました。もちろんこの企画のために選手や車イスの手配に奔走してくださったチームマネージャーの金子様。企業活動として本企画をサポートしてくださったPwcの皆様。そして、イベントチラシのデザイン、学校配布チラシ印刷と配布の手配、そして当日の設営と運営のボランティアなどなど・・・。実に多くの皆さんのご協力をいただきました。皆様本当にありがとうございました。

 数あるサマースクールの中でも、この企画の注目度が高かったことは、企画した私たちにとって大きな喜びでした。「車イスバスケってカッコいい!」と子どもたちに感じてもらい、車イスに触れて、乗ってみることでひとつの「障がい」について「なにか」を感じてもらえれば、私たちが流した汗は報われると思っています。参加してくれた子どもたちの夏休みの思い出になり、彼らが大人になっても、記憶のどこかに残っているといいな、と思います。そして障がいに対する意識が少し変化することを期待しているのですが、皆さんいかがでしたか?