黄金ネットワークでは4月から毎月連続「障がい児・者支援セミナーこがねい」を開催中です。障がい児の父親の会として、何か自分たちの知識を広げる自助の取り組みとして、景山会長の強い思い入れで始めた勉強会。今回は6月13日土曜日。テーマは知的障がい者グループホームについてです。
講師は、「小金井市手をつなぐ親の会」を母体とする「NPO法人さくら会」の伊藤耐子理事長をお招きしました。
さくら会は今年4月に法人初のグループホーム「来夢」をオープンしました。平成24年に行ったアンケートで設立希望者が18人いたことから、平成25年にグループホーム(以下GH)設立のための検討委員会を立ち上げ、GHの見学や学習会を重ね、土地探し、建設業者選定から東京都との補助金獲得の手続きなど、GHがオープンするまでの経緯を詳しく伺いました。大々的な告知はしていませんでしたが参加者は約30名と予想以上で、改めてこの問題の関心の高さを感じました。
お話の後、GHの様子を収めたDVDを見せていただき行った質疑応答や意見交換の中で、特に関心が高かったのは費用の問題でした。GH入所にはいくら必要なの? 入居後の家賃は? 障がい者年金の仕組みは? 何歳くらいに入所するのがいいの? GHの運営や職員の体制は?・・・などなど活発な意見が出されました。
やはり、この問題は障がい児者の保護者にとっては大きく、切実な問題なのだなあと実感。年金の制度、成年後見の仕組みなど、関連して学ぶべきテーマは実に多いのだなあとも思った次第です。
次回7月の学習会はお休みですが、8月は地元の小金井市で数々の施設を運営する社会福祉法人「雲柱社」で児童発達支援センターきらり、賀川学園、生活実習所で施設長などをお務めの中村悠子さんを講師にお招きする予定ですので、こちらもご期待ください。
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