2019/02/04

「お互いさま」でする子育て


2月16日(土)に黄金ネットワーク(障がい児の父親の会)講演会を開催します。
黄金ネットワーク主催「障がい児者セミナーこがねい」として、1年ぶりの開催となる今回のテーマは「障がい児の父親と父親」。
私たち保護者がこどもたちと全力で遊べる時期はほんの一瞬です。そのきらめくひとときをきょうだいや家族みんなで楽しみませんか。
小金井市児童発達支援センターきらりセンター長の吉岡博之さんを講師にお招きして、小金井市の様々な社会資本整備の歩みをふりかえりながら、こどもたちの「ちょっと先の未来」の姿をお父さん、お母さん一緒に考えてみませんか。
日時:2019年2月16日(土)14時〜16時
場所:貫井北センター学習室C、D(貫井北町1-11-12)
講師:吉岡博之さん (小金井市児童発達支援センター「きらり」センター長
参加費:無料 
申し込み:こくちーずからお願いします。 https://kokucheese.com/event/index/553617/
問合せ:koganenetwork@gmail.com


2018/12/12

たくさんの方に支えられたクリスマス会、無事に終わりました!

 12月9日のクリスマス会は、今年も参加者とスタッフ合わせて100人超の大盛況で無事に終えることができました。これまで使用させていただいていた会場の生活実習所が建替工事のために使えず、市教委のご協力のもと、昨年は本町小学校、今年は第2小学校の多目的室をお借りしました。

来賓としていらした市長のご挨拶に続いては、黄金ネットワーククリスマス会ではお約束のマスター木村&腹話術のいずみちゃんによるオープニングでつかみはOK〜
 お客様は、きらり(小金井市児童発達支援センター)利用者ご家族や、きらりの前身である「ぴのきお幼児園」を卒園し、特別支援学級や特別支援学校に通うお子さん、また立派に成人して就労している卒園生が舞台裏にまわり、私たちスタッフのサポートを果たしてくれる青年もいたりして、本当に20年という年月の積み重ねを実感した一日でした。
大妻女子大ボランティアによるエビカニクスダンスも
 障がい児とそのご家族に多数ご参加いただくクリスマス会を小学校の教室で行うとなると、駐車場の確保から、参加者みんなで手作りのクリスマスケーキやお菓子をいただくための座り机の確保、子どもたちの緊張をやわらげるため、これまた毎年きらりからお借りするボールプールの運搬と組み立てなどなど、準備作業は山盛りなわけですが、そうした様々な作業を限られた時間内にやり終えるための段取りをみんなで考える楽しさも感じています。

楽しいアトラクションの後は遅れてきたサンタクロースからプレゼントをもらいます
小金井産のイチゴは今年も大変美味しゅうございました!
そして参加者全員でケーキを「いただきます」
お忙しい日程の中、駆けつけてくださった大熊教育長。カホンを叩きながらのご挨拶。ありがとうございました!
 座り机をお借りしたのは、貫井南町の大澤神社さんと生活実習所を運営する社会福祉法人雲柱社さん。ボールプールとは児童発達支援センターきらりさん。駐車場をご提供いただきました都立小金井特別支援学校さん、クリスマスソングのバンド演奏はペーターバンドの皆さん、その他にも受付、ケーキ作り、会場設営と撤収などにお手伝いいただいたたくさんの方のご支援に感謝申し上げます。

 

2018/11/12

20年目のクリスマス会だよ〜


 黄金ネットワーク活動の原点といえるクリスマス会が今年もやってきます。
日時:12月9日(日)
時間:受付開始12時30分
   第1部 アトラクション13時〜 
   大きな紙芝居、マスター木村&いずみちゃんのXmas
           クリスマスソングのバンド演奏などなど
  
   第2部 みんなでおやつタイム
会場:市立小金井第二小学校(小学校のご協力に感謝!)
詳細はチラシをごらんください。


参加のお申し込みは、鈴木  colors-s2@jcom.home.ne.jp 
suzukishigeono@gmail.com 
または秋山  syuuzan@nifty.com   までチラシの申し込み要領を参考にご連絡ください。
このクリスマス会は【平成30年度さくらファンド】(小金井市社会福祉協会及び【社会教育関係団体補助金】の助成を受けて開催します。


2018/07/14

復活小金井まつりは7月28日に開催へ

旧校舎時代は芝生の中庭での開催でした。黄金ネットブースは、おかげさまで大人気。時にはご覧のような行列ができます。今年も乞うご期待!

 校舎建替のための移転で中断していた都立小金井特別支援学校の夏まつり「小金井まつり」が帰ってきます。
7月28日(土)14時〜16時に、都立特別支援学校の地域交流集会として14時〜16時の開催になります。
学校の保護者や地域団体が趣向を凝らした模擬店でご近所の皆さんをお招きするお祭りです。
 毎年行列ができる模擬店として名を馳せた黄金ネットワークブースも復活、おもちゃ屋「あの」景品を輪投げゲームでゲットできますよ〜。
おまつりを盛り上げるため数々のプログラムが予定されています。今年は「ペーターとその仲間たちバンド」、「リズム工房」の人形劇、「どんどこ座」による和太鼓の演奏が披露されます。

当日のお楽しみ、大人気の景品はカブトムシ!今年も用意できるかも。他にもおもちゃをたくさん用意します。


模擬店のお手伝いスタッフも絶賛募集中です。「出来るよ!」という方はこのページにメッセージください。

2016/06/23

すべての会社の 障がい者雇用率を4%にすれば、すべての障がい者が就労できる・・6月月例セミナー報告

 6月11日(土)黄金ネットワークの月例セミナーでした。講師に株式会社いなげやの特例子会社(株)いなげやウィング管理運営部長(兼)事業推進部長の石川誠さんをお招きしました。
 いなげやで人事部門を担当し11年前から現職。担当になった当時は障がい者イコール肢体不自由のイメージだったが、知的障がい者の雇用義務化以降は、都立特別支援学校から卒業生受け入れの打診が来るようになり、当時は学校側も手探りで就職先を探している状況だった。
 2002年から厚労省による精神障がい者のグループ就労モデル事業をスタートし、2010年に特例子会社いなげやウイング設立し、雇用率1.3%当時にすべての会社が障がい者を4%雇用すれば全ての障がい者が就労できる4%を目標にした。いなげやが発行している「チャレンジドガイドブック」によればグループ会社全体の雇用率はH26年時点で3.6%で274人。(民間企業の法定雇用率は2.0%)
 親会社のいなげやと関連会社2社、特例子会社いなげやウイング合計で雇用率を計算している。


 特例子会社は設立が目的ではなくスタート、手段にすぎない。雇用した障がい者は労働者として企業が評価する。まずは与えられた仕事に責任を持ち懸命にこなすことが大事。
 退職率は知的はほとんどない(3%)、精神障がいで6%で、本人の状態などどうにもならない事情で退職している。
 障がい者就労定着の秘訣は、就労を望む障がい者が企業風土や会社を知り、価値観や行動規範、社風を理解すること。当事者には、コミュニケーションの達人になる社会性が求められる。雇用する企業側も積極的な傾聴が非常に重要で、石川さん的には「あいづちのソナタ」ソ=「そうだな」ナ=「なるほど」タ=「確かに」を信条に仕事している。
 お話の中でご紹介いただいたケースでは、愛の手帳4度で早朝6時30分からの品出し業務につき商品の陳列も完璧で就労が継続しているケースや、本人が混乱し暴力などの問題行動から退職してしまったケースなどの紹介もあり、職場での実践を通じ、障がい者本人が誇りを持ち、職場の理解を得て仕事を続けている頼もしい姿の紹介や、障がいゆえにどうにもならない理由で退職してしまうケースの話から障がい者就労支援と継続の取組みと工夫を伺い、私たち障がい者家族にとっても障害特性の理解と社会参加の意義、職場での合理的配慮についての学びが多くちりばめられたお話でした。
 

2016/02/13

高校卒業後の障がい者支援はどうなっているのか?「障がい児・者支援セミナーこがねい」2月セミナーより

南風が吹いて季節外れの暖かさとなった2月13日(土)
黄金ネットワーク主催月例セミナーを開催しました。今回のテーマは「卒後」の準備について。
高校卒業後18歳になり、障がい「児」から障がい「者」となるわが子の進路は一体どうなるのか。小金井市自立支援課の堀池課長、高田係長。小金井市障害者福祉センターの吉岡センター長を講師に、この問題を参加者の皆さんとともに学ぶ企画。今回も全体では20名近い参加者が集まり、企画した私たちはホッと胸をなでおろしたのでした。

当事者家族は何をどうすればいいのかわからない

まずは高田係長より、障害者総合支援法により提供される福祉サービスの概要と手続きの流れについてのご説明です。
平成15年度に始まった支援費制度から始まり、現在の障害者総合支援法へ移行する中で、18歳未満の対象者を児童福祉法を根拠法へと整理しとことが現在の制度の大きな特徴なのです。それでは特別支援学校の高等部を卒業したらわが子は一体どうなるのか。卒業後の進路に対する不安もあり当事者家族は何をどうすればいいのかわからない状態なのです。
まずは制度のお勉強から。市が提供する福祉サービスを理解した上でサービスの支給決定、サービス利用までには一定の時間がかかるために高等部卒業前に必要な準備などについてご説明いただきました。

進路は家族で話し合う。わが子の個性の理解し尊重することが重要

吉岡所長には卒業後の進路、事業所選びの実際の流れと家族が考えておくべきことについてのお話。わが子を理解するということは他と比べることではなく、わが子の個性、発作やアレルギーなど医療面も含めた特性を理解することがキホン。そして様々な事業所の特徴を知り、わが子にあった事業所を見つけていくこと。何よりわが子が自分らしくいられることの大切さをお話しいただきました。

行政お任せでは切実なニーズも理解されない。当事者家族が地域に発信することが大事

お話を伺った後の質疑応答&意見交換タイムでは制度に関する質問の他に、市が障がい福祉拡充に向けて行っている地域自立支援協議会の取り組み、就労移行支援施設やグループホームなどの地域資源の絶対量が不足している問題。近年市内で増加している放課後等デイサービスなども含めた事業所間の連携が必要になってくること。当事者家族の日々の生活からくる切実なニーズの理解のためには当事者自らの発信が重要。質問するための勉強も必要かも、などの意見が活発に交わされたセミナーでした。
さて次回は・・・
日時:3月12日(土)14時〜16時
テーマ:障がい者のライフプラン(年金・成年後見・相続)
講師:馬場利明氏(税理士・社会保険労務士)
場所:貫井北町センター(生活室A・B)


2015/12/24

クリスマス会は続くよ来年も

12月13日に開催したクリスマス会は、今年が17回目。会場が確保できなかったり、インフルエンザの大流行があったり何度かの危機を乗り越え回数を重ねてきました。
当時は東京都の施設で、現在は社会福祉法人運柱社が運営する生活実習所に場所を移して以降は毎年この場所にお世話になっています。
当時ピノキオ幼児園に通う自分たちの子どもに楽しんでもらおうと始めたクリスマス会ですが、ウチの息子はもう20歳、今はピノキオから発展した児童発達支援センターきらりの利用者や、ここを卒園して就学した子どもたちと家族の皆さんが参加してくれるようになり、参加者は100人を超える規模になっています。


アトラクションも年々充実し、今年初めて学童保育に関わる皆さんならご存知マスター木村にオープニングアクトをお願いし、その後は大きな絵本の読み聞かせ、元ピノキオ幼児園保育士さんの手遊び歌、秋山さんちのお父さんバンドのクリスマスソングなど熱演していただきました。

毎年楽しみに来てくれるご家族もいて、参加した皆さんの「楽しかったー」の一言に準備の苦労は吹き飛びます。

アトラクションが一段落し、いよいよサンタクロースが会場の子どもたちに用意したプレゼントを配ることに。



やっぱりこの瞬間がクライマックス。今年は自前のサンタコスを用意したサンタ「2」も大活躍でした。
プレゼントの後は手作りクリスマスケーキを食べながらのおやつタイム。ピノキオ、きらりを卒業後、それぞれの進路に分かれて生活している皆さんが一堂に会する場所として、それぞれの近況や情報交換をする同窓会的な雰囲気になります。
楽しい時間もあっという間。最後は参加者全員で記念撮影。参加した子どもたちの生活の場所は小学校、中学校と移り変わっていきますが、学齢期が終われば小金井市の就労支援の元で福祉的就労につくケースが多いはず。そしていずれは家庭から独立してグループホームに入居することになるでしょう。その時の小金井がこうした子どもたちのニーズを受け止められる地域であるように、私たちはあきらめず、粘り強く活動を続けていきたいものです。子どもたちには年代に応じた支援が必要です。こうしたニーズの地域に伝える発信源として、私たちのゆるやかなつながりの大切さを再認識したひと時になりました。