2007/11/25

夏のおもいで 2

 今年の夏飼っていたカブトムシたちは9月に入るととたんに元気がなくなり、やがて1匹、そしてまた1匹と昇天していった。なきがらは飼育ケースから取り出して埋葬し、土に返した。すべての命が燃え尽きた後、ケースに敷いてあった昆虫マット(クヌギの原木のフレーク)をそっと新聞紙に広げると、そこにはBB弾にそっくりなカブトムシの卵があった。ぜんぶで10個くらいあっただろうか。
 その後、マットの湿気を切らさないように注意して2ヶ月。飼育ケースのマットをすべて取り出して中身を点検してみた。一月前に覗いたときにはほとんどが幼虫になっていたのだが、今日見てみると2ケースそれぞれに1匹ずつしかいないのだ。ん!なぜだ?他のやつらはどこへいってしまったんだ?
 溶けてなくなるのだろうか。それとも共食い?いくらさがしても痕跡すら見当たらない。不思議ですねー。しかし生き残った2匹はそれぞれが順調に終令幼虫に成長している。終令幼虫の画像?たぶん見ないほうがいいと思う。特に女性は。間近に見るとかなりマニアックな風貌だから。。。
 あとは腐葉土をどこかの公園で調達しておき、頃合を見計らって補充と交換するのだ。頑張って成虫になって欲しいと思う。来年の模擬店デビューを目指して。