2007/11/17

クリスマス会





11月も後半に入った。いよいよクリスマス会である。黄金ネットワークという名前ができるまでは「ピノキオオヤジの会」の名で開催していた。当時はピノキオ幼児園に在籍する父親有志の主催だったので会場は休日のピノキオを使わせてもらっていた。あの頃は父親有志がカラオケボックスに集合。寸劇や手遊び歌の練習を重ね、当日はアトラクションが終わった後にサンタクロース役が子ども達にプレゼントを配り、隣の保育園の園庭で薪を燃やして作ったカレーやら豚汁などを振舞っていたっけ。いやー懐かしい。会場が普段通っている場所ということで、子ども達にも抵抗が少なかったし、遊具から机、イスに至るまで、すべてそのまま使えたメリットは大きかったと思う。しかし回を重ね自分達の子どもが卒園すると、参加者の内訳が、卒園した我々の子ども達の数が本来の主役であるはずの在園児の数を上回る可能性がでてきたという理由で、会場をピノキオ幼児園から市内の集会施設に移しておこなうようになったのだが、12月の日曜日というのは、どこも似たような団体が同じような目的で会場の利用申し込みに殺到するため会場確保がとても難しいことがわかった。このときは、希望者同士が権利をジャンケンで勝負。信じられないことに我らが代表が権利を勝ち取った・・・。なんてこともありましたよ。
今年のクリスマス会は12月9日(日)におこなわれます。会場は、昨年まで「都立」だった障がい者支援施設「生活実習所」である。ここを使えるようになるまでの道のりも決して平坦ではなく、様々な「学習と交渉とお願い」の結果。であります。関係者の皆様には感謝感謝。そして、今年からは地元の社会福祉法人運営となった生活実習所での記念すべき第1回ということになる。ここへ至るまでも紆余曲折。社会福祉法人の運営の厳しさに触れ、ひたすら学習と交渉の日々。ホント勉強になります。ただし、障がい者施設なので施設は(ほぼ)万全、何より障がい児の家族にとっては駐車スペース完備がありがたい。こんな恵まれた施設はそうない。今年はご招待の巾もより一層広がり、同法人が別の場所で運営している就学前の通所訓練施設の利用者にもお誘いできることになりました。回を重ねて交流の範囲に広がりが出てきました。今年のアトラクションは例年のバンドライブに加えてハンドベルの演奏があります。メンバーは障がい者とその家族。サポートの大学生と社会人ボランティアがクリスマスソングを奏でるという趣向でとても楽しみ。「怠りなく準備」を心がけようと思う。
(撮影@Hammer氏)