2007/09/03

ぼくはうみがみたくなりました

先日、偶然たどり着いたホームページで、「ぼくはうみがみたくなりました」という映画(正確には製作準備中)のことを知りました。http://homepage2.nifty.com/bokuumi/
これは町田市の障がい児の放課後活動の施設「フリースペースつくしんぼ」を運営する山下さんが、自閉症の息子さんへの思いを自主制作で映画化するための支援の呼びかけのために作ったものです。
自閉症という障がいを大勢の人に知ってもらいたいという山下さんの気持ちに引き込まれて資料を読んで驚きました。悲しいことに息子さんは昨年3月末、養護学校高等部進学直前の春休み中に迷い込んだ線路で命を落としていたのです。
息子さんの障がいを知り、福祉の世界に足を踏み入れ、自ら放課後活動の施設を立ち上げて10年。もうすぐ高等部というときに起こった事故。しかし、山下さんは「映画を息子の生きた証しに」と企画を進めています。
息子さんのために施設を作った父親が、その息子さんの死を乗り越えて映画を作ろうとしている。
このことを知ってからずっと「私にも何か出来ることはないだろうか」ということを考えています。