2007/10/14

プチ遠足




 先日息子と奥多摩へ散歩に行ってきた。御岳周辺の多摩川に面した遊歩道を1時間と少し歩いてきた。雲が多めで少しあやしい天気だったが遊歩道を歩く人は結構いて、みな川を眺めながらのんびり歩いていた。9月始めに直撃した台風の影響なのか川の水は何ともいえない水色の濁りがあり、遊歩道頭上の木の枝にはゴミが絡んだまま。あの高さまで水位が上がったのだろう。足元を見ると歩道の縁の護岸がえぐれていたり斜面の草むらに細かな流木がびっしり重なっていた。やはり水の力は大きい。しかしここまで自宅から車で1時間である。結構近いもんです。今年はどうやら「父親の会」の父と子どもの遠足は実施できそうにないので、今日はそのときに備えた予行ということにしよう。母親に比べると子どもと外出する機会が極端に少ない父親であるワタクシの予行である。

 傍から見ると普通の親子に見えるんだろうなあ。でも彼は障がい児である。すれ違いざまによその人の腕に触ったりするから油断できない。実は父親がひやひやしているのです。でも一瞬すれ違った人に謝るのって難しい。振り向いて笑顔で「スイマセン」の一言で済む場合もあるが、時には「知的な障がいがあるので・・」と説明しなくてはいけない時もある。この辺の度胸が母親ほどではないワタクシ。まだまだ修行が足らないのであります。

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